女優の広末涼子が、再び表舞台へ歩み出そうとしている。4月1日、所属事務所「R.H」の公式サイトで活動再開を発表し、本人が「皆さまには大変ご心配をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます」と謝罪。そのうえで「自分自身の弱さや特性をしっかりと認識しながら、私にできるお仕事や作品との関わり方を探していきたいと思います」と、今後の考えをつづった。 4月7日にはInstagramを約1年ぶりに更新。白のジャケット姿で柔らかな表情を見せた近影には「やっぱりきれい」「オーラがある」といった反応が集まり、1万件超の「いいね」がついた。待望論が根強いことは、まず間違いない。 ただ、復帰のハードルが低いわけではない。広末は2025年4月、新東名高速道路で追突事故を起こし、その後、搬送先の病院で看護師にけがを負わせたとして傷害容疑で逮捕された(交通事故は略式起訴、傷害容疑は不起訴)。同年5月には所属事務所が「双極性感情障害および甲状腺機能亢進症」と診断されたことを公表し、芸能活動の休止を発表。事故については、のちに時速180キロ超で走行していたと報じられた。 ファンの間では「また見たい」という思いがある一方で、世間では「まだ復帰は早いのではないか」という声もある。今回の復帰がデリケートに受け止められているのは、騒動の大きさだけでなく、本人の体調面への不安もあるからだ。 だからこそ、再出発の成否を左右するのは「復帰するかどうか」ではなく、「どうやって戻るのか」だ。いきなり地上波や大作映画に出れば話題にはなるだろうが、そのぶん世間の反発や心配は大きくなる。広末は映画『秘密』や『おくりびと』などで存在感を示してきた女優であり、演技者としての実績や評価は確かだ。だからといって、世間がすぐに“本格復帰”を受け入れるかは別問題だろう。実績がある人ほど、復帰の初手を誤ると「やはり特別扱いか」と見られやすい。大切なのは、無理なく納得感のある形で戻っていくことだろう。