大園玲「今のも嘘です」櫻坂46リアルウルフクイーン決定戦で見せた“魔性の女”ぶりにスタジオ悲鳴<そこ曲がったら、櫻坂?>

4月4日に放送された櫻坂46の冠番組「そこ曲がったら、櫻坂?」(毎週日曜深夜0:50-1:20、テレ東※ほかLeminoにて配信中)。今回は「リアルウルフクイーン決定戦!前半」。先輩メンバー“ウルフ”が4期生に三段階の“嘘お題”を仕掛け、どこまで信じ込ませられるかを競う企画だ。嘘を上手に使いこなす先輩メンバーが見せる“魔性の女”ぶりと、純真な4期生の対比が見事に大盛り上がりを誘う。 ■森田ひかるが四期生を翻弄 リアルと嘘を織り交ぜた“高等テクニック” 今回の企画は“嘘つき”を意味する人狼…ウルフをテーマにした“嘘つき企画”。先輩メンバーが4期生たちに嘘お題のトークを話し、どこまで信じ込ませられるかを競う。また同企画は特性上、番組開始の時点で収録済み。それを知らない4期生たちはきょとんとした表情だったが、5th YEAR ANNIVERSARY LIVE告知用のイラストを描くため…と集められた部屋で隠し撮りされていたことを知って悲鳴が上がる。 トップバッターの森田ひかるは、中川智尋、松本和子がターゲット。ウルフ森田のお題は「上:子どもの頃 宇宙人にあったことがある」「中:タモリさんと親戚だ」「下:キャプテン松田にビンタされたことがある」と微妙なラインが多い。始まる前には「和子ちゃんは意外とこう、鋭くツッコんでるというか、現実的な考えを持っているなって」と分析。またお題についても「下が一番難しいですね。されたことないですし…持って行き方が難しそう」と不安をこぼしていた。 スタッフが出て行ったところでゲームスタート。森田は「好きなMVある?」と自然に切り出すと、流れの中で「隙間風よのMVでビンタしたこと覚えてる?」と核心へ。「ビンタの楽しさに松田がハマっちゃったらしくって、『お願い!ビンタさせて』と一時期ずっとビンタしてたわ」と打ち明けると、松本と中川は思わず沈黙。明るいキャプテンの裏の顔に、笑顔がどこかぎこちない…。 さらに森田は「この前実家帰ってさ。お母さんが急に、『タモリさんと親戚らしいよ』って」「知らなくて、ずっと。福岡出身、(名字が)森田だから」と虚実を織り交ぜた嘘エピソードを投入。2人は「え~!タモリさんって森田なの?」「えー!そうなんだ」と驚きながら信じたようすで、スタジオからも「上手い!」と称賛の声が上がる。 そしてこのタイミングで「この部屋きたらいつも寒気する」と振って、「霊感あるんですか?」という質問を自然に誘発する森田。すかさず「霊感はないけどさ…宇宙人見たことある」と重ねるテクニックに、スタジオからは改めて「うま~!!」の大合唱が飛んだ。 しかも冷静で現実的なキャラと目されていた松本が、ここで「一応出身ってことになってるので…。宇宙人の写真を収めて、『違うよ』って証明したい」と謎に乗ってくる始末。完全に話を肯定する姿勢らしい。 ところがここで終わりかと思いきや、思わぬ展開が。松本が「今後わこち星として生きていくか、やめるかをめちゃくちゃ悩んでいて」と語り出し、中川も「私が占ってタロットで。そしたら続けるとメンタルの不調って」と続く。澤部佑は「そんなに悩んでいたの?」と驚くなど、嘘から本音が引き出される“そこさく”らしい一幕となった。 ■山下瞳月の戦略と大園玲の魔性 嘘が“物語”になる瞬間 続く山下瞳月のターゲットは、佐藤愛桜、山田桃実。嘘のお題は「上:最近虎の子どもを飼い始めた」「中:伯父が山下達郎」「下:最近前世が見えるようになった」の3つだ。「先輩なので後輩は肯定せざる負えないので、簡単に騙せそう」と謎の自信を見せつつ、ゲームスタート。 山下は「ずっと桃実ちゃんに言いたいことがあって。めっちゃ怖いんだけど、急にね。私、その人の顔みたら前世がわかるの」といきなりぶっこみつつ、すぐに「愛桜ちゃんの前世はわからない」と切り返すことで疑問を持つヒマを与えないという高等テクニックを披露する。 事実と嘘を織り交ぜる手腕で、もっともらしく話を進める山下。「虎の子どもを飼い始めた」については「保護猫をもらって来たら虎だった」というエピソードは苦しそうだったが、「虎だったら逮捕されない?」「虎だと飼っちゃダメなんだって。ChatGPTに言われた」とやはり話の軸を巧妙にずらす作戦で“信じる・信じない”から意識をそらさせる。見事なテクニックと言わざるを得ない。 さらに「山下達郎が伯父」というお題も、「家族の話」を主軸にしながらサラッと入れ込むことで違和感を消してクリア。土田晃之も「ちょっとした味付けで情報を入れる。あれは高等テクニック」と評価した。 だが見事なウルフぶりを見せる先輩たちのなかで、圧巻だったのが大園玲だ。お題は「上:ミャクミャクは私が名付けた」「中:澤部のLINEがイタい」「下:小学校卒業まで東京で育った」というかなり難しい3テーマ。大園は事前のインタビューで「自信はめっちゃあります」「嘘ばっかりですね」と語りつつ、「今のも嘘です」というお遊びの一言で期待値をがっつり上げる。 ターゲットは目黒陽色、山川宇衣。イラストを描くという用事なので、「もうある人いる?」と話しかけていく。お気に入りのキャラクターが話題になったところで、「ここだけの話していい?ミャクミャクの名前、私考えたんだよ」と大胆な嘘を投下する大園。たまたまキャラクターの名前を募集しているタイミングで大阪のいとこに会い、「ミャクミャク良くない?ってなっていとこの名前で送っちゃったんだよね」とリアルな背景を添えることで、嘘を完全に信じ込ませた。 さらに“澤部のLINEがイタい”のお題についても、LINEを交換する流れで「澤部さんのLINEはまだ持ってない?」と自然に展開。架空のマネージャーが澤部に大園のLINEを教えたというエピソードから、「収録の日にいつもと違う髪型をすると…くるの」という架空エピソードを展開するとスタジオは「やばーい!」「きゃー!」と大絶叫が飛び交う事態に。嘘を“物語”にして成立させる手腕は、まさに圧巻だった。 ■嘘が暴く“素の関係性” そこさくが映し出すリアル 今回の企画で浮かび上がったのは嘘の巧さだけではなく、メンバー同士の“リアルな距離感”だった。やり取り1つひとつに関係性の温度がにじむ。憧れの先輩が話すエピソードに対する反応は、発展途上なお互いの関係性を映し出していると言えるだろう。 嘘をテーマにしながら、最終的に残るのは人間味あふれる瞬間の数々。同企画は単なる“嘘ドッキリ”で終わらず、笑いの奥にあるリアルが視聴者の心に残るはずだ。 次回は後半戦。さらに濃度を増す心理戦の中で、誰が“リアルウルフクイーン”の座を手にするのか。予測不能な展開から、目が離せない。

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