「賠償金を稼ぐため」執行猶予中の男が”182回”の無免許運転《4歳女児タイヤ直撃事故》なぜ?裁判で明らかになった理由「肉体労働しかできず」と涙ながらに訴えるも、父親は「厳しい判断を望む」検察は1年6か月求刑【裁判傍聴記】

2025年、軽トラックを無免許で運転した罪に問われた52歳の男の初公判が4月22日開かれ、男は起訴内容を認めました。 男は無免許運転以前の2023年、運転していた不正改造車からタイヤが脱落し、当時4歳の女の子に直撃する事故を起こして執行猶予中でした。 なぜ、被告の男は無免許運転をしたのか。裁判で明らかになったのは、180回以上無免許運転を繰り返していた常習的な実態でした。 ■なぜ無免許運転?52歳の被告が裁判で語った理由 若本豊嗣被告(52)は、2025年11月から12月にかけて、札幌や小樽市内で軽トラックを無免許の状態で複数回、運転した罪に問われています。 なぜ無免許運転をしたのか…。それは2023年11月のある事故がきっかけでした。 若本被告は2023年11月、札幌市西区で自ら改造した車を運転中、外れたタイヤが当時4歳の女の子に直撃する事故を起こしました。 女の子は、事故から約2年半が経過した現在も意識がないままです。 この事故を巡り、若本被告は免許取り消し処分になり、過失運転傷害の罪などに問われた裁判では、札幌地裁は懲役3年・執行猶予5年の有罪判決となっていました。 若本被告は無免許運転をした理由について、裁判の中で「被害者の賠償金を稼ぐため」と話しました。 ■無免許運転の回数は180回以上 裁判中にも… 裁判の中で明らかになったのは、若本被告が無免許運転を行った回数です。 検察の冒頭陳述によると、その数は少なくとも182回にのぼることがわかりました。 さらに、新たな事実も判明しました。 若本被告は、タイヤ脱落事故を起こして免許取り消し処分となった後、前回の刑事裁判が始まる前から無免許運転を繰り返していたというのです。 このことについて、若本被告は被告人質問で検察から厳しい追及を受けました。 ――前回の裁判から無免許運転していて、なぜ運転しないと言えた? ・・・すみません。 ――じきに無免許運転がバレると思わなかったのか?

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