トランプ氏の元側近が指摘“イラン対応はその場しのぎ” 戦闘再開を検討との報道も

先週、全米に衝撃をあたえたトランプ大統領の“暗殺未遂事件”。 逮捕されたコール・アレン容疑者(31)は過去に、トランプ政権に反対するデモに参加していたという。 新たに公開された映像で、アレン容疑者が警備を突破する瞬間を捉えている。 画面奥に見えるのがアレン容疑者。実はこの時、2つあるセキュリティゲートの一つが片付けられているのが分かる。そしてダッシュで走り抜けた。 散弾銃を持ったアレン容疑者は警備員に発砲したとみられる。その後、警備員も応戦するが命中することはなかった。 ■支持率が2期目で最低 アメリカ トランプ大統領 「(暗殺は)最も多くのことを成し遂げ、最大の影響力を持つ人々こそが標的になる。大したことをしていない人間を狙うことはない」 「多くのことを成し遂げてきた」と強調したトランプ大統領だったが、イラン攻撃を開始して以降、支持率は急落し、第2次政権としては過去最低となっている。 トランプ大統領の元側近 ジョン・ボルトン氏 「イラン問題は多くのトランプ支持者にとって、信頼を裏切られたと感じさせる出来事となっている。彼の支持率は現在の水準から回復することはなく、さらに下がる可能性が高いと考えている」 番組の単独取材に応じたのは、第1次トランプ政権で、大統領補佐官を務めたジョン・ボルトン氏だ。 ボルトン氏は今後、トランプ政権のイラン対応が混迷を極めると指摘した。その理由とは? ■トランプ氏の元側近が指摘 トランプ大統領 「我々の軍隊は素晴らしい。今や、彼ら(イラン)は降参を認めざるを得なくなった」 アメリカがイラン攻撃を開始して2カ月。いまだ戦闘終結への再協議の見通しも立っていない。 ボルトン氏 「トランプ氏が終わらせると期待されていたイランとの『終わりのない戦争』は、実際には終わっていない。それがトランプ氏の支持基盤の分裂を加速させている」 事態の長期化により、岩盤支持層である「MAGA派」までもが分裂状態にあると話すのは、かつてトランプ大統領の側近だったボルトン氏。 長年にわたりイランの政権交代を提唱してきた強硬派の重鎮だ。トランプ政権のイラン対応をどう見ているのか? ボルトン氏 「もし、トランプ氏が本気で体制転換に取り組むつもりだったなら、それは可能だったはずだ。しかし、彼がやるべきことの多くはまだ実行されていない」 また、ボルトン氏は、イラン対応がその場しのぎになっているとも指摘。 「私は、トランプ氏に(イランに対する)長期的な戦略があるとは思わない。つまり、目の前の状況だけを見て判断し、将来の影響について十分に考えていない」 そんなトランプ大統領を巡っては、イランとの再交渉が行き詰まる中、大規模な戦闘の再開を検討しているとの報道がある。ボルトン氏はこう話した。 「現在のように状況が行き詰まったままでは許されないため、限定的ではあるものの、軍事行動の再開を検討しているようにみえる」 (2026年5月2日放送分より)

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