京都府南丹市の山林で、市立園部小の安達結希さん=当時(11)=の遺体が見つかった事件で、殺人容疑で再逮捕された父親の安達優季容疑者(37)が、殺害直後に自宅近くの山付近に遺体を遺棄したとみられることが7日、捜査関係者への取材で分かった。 殺害翌日までに2回、遺体を移動したとみられることも判明。結希さんの行方不明以降、優季容疑者も捜索に参加しており、府警は、遺体発見を遅らせるために頻繁に移動した可能性もあるとみて調べている。 優季容疑者は3月23日朝ごろ、自宅から約2キロ離れた公衆トイレで、結希さんの首を絞め付けるなどして殺害した疑いで再逮捕された。捜査関係者によると、供述などから、遺体をトイレに放置せず、殺害直後に自宅近くの山付近に運んだとみられる。 さらに翌24日にかけ、結希さんのランリュックが見つかった山付近、履いていたとみられる靴が見つかった山付近に遺体を移動したという。 遺体は自宅から北東約8キロの山林で見つかったが、発見現場には同月末ごろまでに遺棄したとみられている。 結希さんは3月23日朝、自宅で朝食を取っているのを母親が見掛けたのを最後に行方不明になり、4月13日に遺体で見つかった。 優季容疑者は殺人容疑を認め、「両手で首を絞めた」と供述。同16日に死体遺棄容疑で逮捕される前の任意聴取で、「(結希さんと)言い合いになり、言動に腹を立てて衝動的に首を絞めた」という趣旨の話をしていた。府警は2人の間にトラブルがあったとみて、経緯を調べている。