北海道三笠市で、グループホームに入居する95歳の母親を連れ出し首を絞めて殺害した疑いで、6日夜、逮捕された68歳の息子が、施設側に「サクラを見に行く」と言って母親を連れ出していたことが分かりました。 伊藤千智記者 「午前10時半です。容疑者の自宅で鑑識による捜査が始まるものとみられます」 三笠市の無職・嘉島博光容疑者(68)は、6日午前9時半ごろから午前11時ごろまでの間、車の中で母親の澄子さん(95)の首を絞めるなどして殺害した疑いがもたれています。 澄子さんは三笠市内のグループホームに入居していましたが、事件の直前、嘉島容疑者が施設側に「母とサクラを見に行きたい」と外出許可を求める電話をしていたことが分かりました。 グループホームの施設長 「『サクラが今咲いているので見に行きたい。外出させたい』といった息子(嘉島容疑者)から外出させたいという旨の電話が施設に来た。お昼ごはんに帰ってくるのか、家族と食べてくるのか。『お昼ごはんは食べてくる』と」 嘉島容疑者が1人で施設に来たことは今回が初めてだったということです。 グループホームの施設長 「(嘉島容疑者が1人で来るのは?)それはない。息子(嘉島容疑者)の妻がいつも全部対応していた」 嘉島容疑者は車の中での犯行後、澄子さんを乗せたまま自宅に戻りました。 そこで、車の外で倒れている澄子さんを家族が見つけ、知人を通して警察に通報しました。 警察が駆けつけたとき、澄子さんはすでに意識と呼吸がない状態で搬送先の病院で死亡が確認されました。 近くに住む人 「(トラブルは?)全然それは(聞いていない)。気さくな人でそんなことするとは思わない」 取り調べに対し、容疑を認めているという嘉島容疑者。 警察は、事件のいきさつや犯行の動機を調べています。