潟上市の官製談合事件、市職員の男を送検 3月から有給休暇中 捜査対象となり市が自宅待機命じる 秋田

秋田県潟上市の職員の男が、公共工事の入札に関する情報を業者に伝え落札させたとする官製談合事件で、男の身柄が8日、秋田地方検察庁に送られました。男は2026年3月以降に有給休暇を取得したのち、警察の捜査対象になったとして自宅待機を命じられています。 伊藤晴子記者: 「時刻は午前9時15分です。いま菅原容疑者を乗せたとみられる車が、秋田中央警察署を出発します」 秋田地検に身柄を送られたのは、潟上市教育総務課長の菅原摂容疑者(55)です。 菅原容疑者は、都市建設課の課長だった2025年3月、市が発注した鞍掛沼公園多目的広場の夜間照明改修工事の入札で、業者の社長らに最低制限価格を伝え、落札させた疑いが持たれています。 落札した秋田市の深沢電装の社長・深沢公一容疑者(54)と、専務の鈴木公一容疑者(68)も逮捕・送検されました。 今回の入札は4社が参加し、深沢電装昭和営業所が、最低制限価格を8000円上回る1億2490万円で落札した一方、ほかの2社は制限価格を下回り失格となったほか、残り1社は273万円上回っていました。 関係者によりますと、公共工事は入札情報が市の公式サイトに掲載されます。通常は、申し込みから結果発表までメールなどでやりとりするため、契約前に業者と市の職員が顔を合わせることはないということです。 7日夜には警察が潟上市役所に家宅捜索に入り、関係書類などを押収したとみられていて、3人の関係など全容の解明を進めています。 なお菅原容疑者は、3月9日から有給休暇を取得していましたが、その後、警察の捜査対象になったことを理由に、市が自宅待機を命じています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加