福島県会津若松市で30代の男性が包丁で突き刺されそうになった殺人未遂事件で、殺人未遂の疑いで会津若松署に逮捕された同市門田町堤沢字北村、農業の男(55)が男性と人間関係のトラブルを抱えていたことが23日、捜査関係者への取材で分かった。同署はトラブルが事件のきっかけになったとみて、調べを進めている。 捜査関係者によると、2人は知人関係で、事件前から人間関係を巡り、トラブルがあったという。包丁は室内にあったもので、2人は口論になった後、男が上着の内側に隠していた包丁を取り出し、男性を突き刺そうとしたとみられている。同署は23日、男を送検した。