入試で受験生になりすました疑い、中国籍塾講師逮捕 「依頼を受け」

受験生になりすまして大学入試を不正に受験したとして、警視庁は、中国籍の塾講師、李彬容疑者(39)=埼玉県川口市並木1丁目=を建造物侵入と有印私文書偽造の疑いで逮捕し、21日に発表した。容疑者は容疑を認め「SNSで知り合った人から『入試を受ければ報酬を支払う』と依頼を受けた」と供述しているという。 李容疑者は入試会場に、小型カメラのような物や、マイクのようなものを持ち込んでいた。警視庁は、李容疑者が別の受験生に解答を伝えて報酬を得ようとしていたとみている。 世田谷署によると、逮捕容疑は3月4日、何者かと共謀し、東京都世田谷区の日本大学三軒茶屋キャンパスに侵入。解答用紙に他人の受験生の氏名を記入したというもの。 李容疑者が試験会場の席に着いた後、受験生本人が現れたことから、大学側が警察に連絡。李容疑者が偽の在留カードを持っていたため、現場に駆けつけた署員が出入国管理法違反(偽造在留カード所持)の疑いで現行犯逮捕した。 偽の在留カードには、受験生本人の名前と生年月日が記載され、李容疑者の顔写真が添付されていたという。関係先からは、直径約3ミリの球状のイヤホンのようなものも押収された。警視庁は、組織的な関与があった可能性もあるとみて調べている。(西岡矩毅)

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