巨人の山口寿一オーナーが26日、東京・大手町の球団事務所で、辞任した阿部慎之助前監督について「このたびは大事な公式戦のさなか、セ・パ交流戦の直前にこのような重大な不祥事を起こしてファンのみなさまとすべてのプロ野球関係者の方々に深くおわび申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」と謝罪した。 山口オーナーは事件の経緯を説明した上で、「阿部前監督からは巨人の監督の名を汚してしまって誠に申し訳ないと辞任の申し出がありました。涙ぐんでいましたね。ただ、暴力は許されないこと。私も監督を続けることは許されないと考えましたので、辞任を受け入れたという経緯です。橋上コーチには昨夜のうちに私から監督代行をお願いしたいとお願いしています」と話した。 阿部前監督の会見では、代理人弁護士から「警察が来て一番驚いているのは自分自身ですし、父が警察が連行された姿を見て私は泣き崩れてしまいました」などと記された長女の手紙が代読された。山口オーナーは「娘さんが書かれた手紙は私も読みまして、その内容が事実、そのとおりだろうと考えています。だからといって暴力をふるった、そして逮捕されたという事実を消すことができない。ということであれば、監督の暴力というのは非常に重い出来事でありますので辞任は避けられないと考えました」と説明した。 今後の球団との関わりについては、「辞めてもらったので今は何もないですよね。当分何もないでしょうね。この先のことはなんとも言えないですけど、今後の予定についてはまったく何もないです」と話した。 また、シーズン終了まで橋上監督代行体制で臨むという。「数カ月休んで戻れるということはありえないと昨夜のうちに考えましたので、その旨は橋上さんにも伝えて、最後までというつもりで受けていただきたいと言いました」とした。