CBC石塚元章特別解説委員が6日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演。巨人の阿部慎之助監督(47)が18歳の娘に暴行を加えた疑いで25日に現行犯逮捕されたことを巡り、娘が相談した生成人工知能(AI)「チャットGPT」について私見を語った。 読売巨人軍が確認した事実関係によると、25日午後6時頃、18歳の長女と次女の姉妹ケンカを止めようとした阿部氏は長女から言い返されたことに腹を立て、襟元をつかみ投げ飛ばして倒すなどの暴行を加えた。長女はこの直後にチャットGPTに聞いたところ、児童相談所への通報を勧められたことから通報。児相から連絡を受けた警視庁渋谷署が現行犯逮捕した。阿部氏は26日未明に釈放され、この日辞任が発表された。 長女が相談したのがチャットGPTだったことについて、石塚氏は「今の時代、若い人はこういうことに頼るんだなと」と感想。そして「それがいいとか悪いとかではなくて」と前置きして、「1つだけ覚えていていただいた方がいいかなと思うのがAIはうそをつくという言葉もあって。故意的にうそをつくということじゃないが、AIは結局いろんな情報を集めてきてその中からこれがいいかなと思うことを、答えを作り出して示すわけだから、これがベストな回答だったかというのは必ずしもベストじゃない可能性があるというのが生成AIの回答」と説明。「ハルシネーションという言葉もあるが、覚えておいた方がいい。利用するのはいいし悪いことばかりではないが」と付け加えた。 児童相談所は原則として、18歳未満の子供に関する相談などを受け付けている。弁護士の菊地幸夫氏は「どういう質問をチャットGPTに投げ掛けたかは分からない」と前置きしつつ、「チャットGPTが児童相談所を案内したのは間違いなんだろうと思う。もう18歳だし、“警察に電話した方がいいですよ”って」と見解。 石塚氏も「AIの限界。聞き方によって答えは違ってくるし、たまたま集まってきた情報で答えを出すのでベストな回答かは分からないというのがAIだっていうこと」と語った。