復帰求めるオンライン署名10万突破も…巨人・阿部前監督が許されない理由 どんな暴力もスポーツ界はNG

親子ケンカで娘を押し倒して逮捕された読売ジャイアンツ阿部慎之助前監督の復帰を求めるオンライン署名活動が、2026年5月28日午前10時時点で10万筆を超えた。署名は26日にスタートし、目標としていた東京ドームの収容人数4万3500人を軽くオーバーして、6月5日の終了までにどのくらい集まるか注目されている。 ■「辞任」というより「解任・更迭」に近い では、阿部前監督の復帰はあるのか。5月28日放送の「THE TIME,」で江藤愛キャスターは、「巨人時代にバッテリーを組んでいた菅野選手(智之・現ロッキーズ)も(応援する)コメントをしました」と取り上げたが、阿部氏がチームに戻ることは難しそうだ。 「THE TIME,」は読売巨人軍の山口寿一オーナーが「暴力は許されないことであって、私も監督を続けることは許せないと考えておりましたので(辞任を認めた)」と語っていると伝えた。不祥事を起こした阿部前監督に対する球団オーナーの怒りは、「辞任」というより「解任・更迭」に近い。解任ならば、復帰はあり得ない。 危機管理に詳しい桜美林大学の西山守・准教授はこう解説した。 「今の時代、高校野球もそうなんですけど、スポーツがらみの暴力の事案というのが非常に多いので、些細なことでも責められますよね。球団としては、『これは絶対許しません』というのは、球団のマネジメントとして非常に重要なメッセージではあるわけですよ」 阿部前監督の行為と責任をあいまいにすると、暴力に甘い球団という印象になってしまうというのだ。阿部前監督は捕手だった2012年の日本シリーズで、ミスした投手の頭を叩いて問題になったこともある。監督復帰は難しそうだ。 (シニアエディター 関口一喜)

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