会社の倒産直前に債権者に損害を与える目的で資産1000万円を隠したなどとして、愛知県警に破産法違反の疑いで逮捕された設備工事会社の元社長の男性が、不起訴処分となりました。 設備工事会社の元社長の男性(57)は、自らが社長を務めていた会社が倒産する直前の2020年11月、債権者に損害を与える目的で売り上げ1000万円を別の会社の口座に振り込ませ資産を隠した疑いで、今月8日に逮捕されていました。 名古屋地検はこの男性について、27日付で不起訴処分としました。理由は明らかにしていません。 男性は逮捕後の警察の調べに、「意味が分かりません」と容疑を否認していました。