【独自】受け取った賄賂6千万円は「貢献度」で分配か 熊本・八代市庁舎汚職 成松容疑者の取り分多く?

熊本県の八代市庁舎建設を巡る汚職事件で、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)容疑で逮捕された市議の成松由紀夫容疑者(54)ら6人が、受注業者が支払った賄賂6千万円を、犯行への「貢献度」に応じて傾斜配分していた疑いがあることが1日、捜査関係者への取材で分かった。収賄やその後のマネーロンダリング(資金洗浄)で明確な役割分担がなされ、犯罪収益が組織的に分配されていたとみられる。 6人は4月5日深夜から6日未明にかけ、東京都渋谷区内のコンビニ3店舗のATMから、約2千万円を同区の男(49)が役員を務めるIT関連会社名義の口座に入金。その後、複数の口座への移動や出金を繰り返すことで犯罪収益を隠匿し、捜査のかく乱を狙った疑いが持たれている。 捜査関係者によると、6千万円は等分されたのではなく、収賄の実行や口座提供、情報収集など、各自の役割に応じて配分比率が決められていたとみられる。このうち、市側に利益捻出を働きかけたとされる成松容疑者が多くの取り分を得ていた可能性があり、熊本県警と警視庁の合同捜査本部が詳しい金の流れを調べている。

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