宇都宮市内のカー用品店やコンビニエンスストアで店員や客とトラブルを起こし、恐喝未遂などの疑いで逮捕されていた県警察本部の43歳の警部補の男に対し県警察本部は27日、停職3カ月の懲戒処分を行いました。 県央地域の警察署に勤務する43歳の警部補は11月20日、宇都宮市鶴田にあるコンビニエンスストアで、客の男性の前に立ちふさがり、何度も体当たりなどをしたとして、暴行の疑いで逮捕されました。 さらに、警部補は5月3日、所有する車のタイヤが破損した原因は履き替え作業を行った宇都宮市内のカー用品店にあると店長などに因縁をつけおよそ78万円の修理代の見積書を示すなどして現金を脅し取ろうとしたとして恐喝未遂の疑いで再逮捕されていました。 県警は、この警部補に対し27日付けで停職3ヵ月の懲戒処分にしました。警部補は動機については指導するためと話すなど一部容疑を否認していて退職の意向を示しているということです。 県警の林光孝首席監察官は「警察官として断じて許されない行為。再発防止と県民の信頼回復に総力を挙げて取り組んでまいります」とコメントしています。