ことし3月、電話で「お金」詐欺で熊本市に住む高齢の女性が現金2000万円をだまし取られました。 熊本県内では今年に入り、13億円以上の被害が確認されていて、女性にかかってきた電話の音声からその手口に迫ります。 【詐欺グループ】 「家族であっても捜査状況は言えないので、その点だけ注意してください」 3月、熊本市に住む80代の女性が「あなたの口座が犯罪に使用されていて口座の現金を確認する必要がある」と警察官などになりすました人物から電話で言われ、現金計2000万円をだましとられました。 警察は『受け子』として、このうち1050万円をだまし取った疑いで、東京都立川市に住む自称・自営業 名取 大志 容疑者を2日逮捕。警察は「捜査に支障がある」として、名取 容疑者の認否を明らかにしていません。 実際に女性のもとに詐欺グループからかかってきた電話の音声です。 【詐欺グループ】 「封筒がいくつか事前に教えてもらって・・・」 【被害者】 「3つです」 【詐欺グループ】 「3つでいくらずつ入っていますか?」 【被害者】 「350万円が2つときょうが200万円」 【詐欺グループ】 「フクダと名乗ったら、それを渡して、すぐ帰してください。自宅に戻って、私に声をかけてもらえれば」 【被害者】 「携帯はこのままにしておくんですね」 【詐欺グループ】 「そうですね」 警察は、この電話の後に女性宅に現金を受け取りに来たとみられる16歳の少年も詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕していて、匿名・流動型犯罪グループ『トクリュウ』の犯行とみて捜査しています。