小池栄子が主演を務める土曜ドラマ「ムショラン三ツ星」(毎週土曜夜10:00-10:46、NHK総合※6月13日[土]は放送休止)の第1話~第3話が、6月16日(火)深夜0時35分から再放送される。また、同ドラマに出演する中村蒼と玉置玲央より、コメントが寄せられた。 ■刑務所の“食”から更生を目指す社会派コメディー 本作は、現役の刑務所管理栄養士・黒柳桂子氏によるノンフィクションをドラマ化した社会派コメディー。腕利きのイタリアンシェフだった主人公・銀林葉子(小池)が、ひょんなことから刑務所の管理栄養士として働くことになり、塀の中の刑務官や受刑者たちと衝突しながらも、食を通して更生への道を探る姿を描く。 中村が演じるのは、葉子のバディとして炊場で働く刑務官・杉山賢二。受刑者への口癖は「昔の自分に戻っていないか」。時にルール外の行動をとる葉子を厳しくチェックする。甘党で辛いものが苦手という役どころとなる。 また玉置が演じるのは、過失致死罪で服役中の受刑者・川口心平。炊場で葉子たちと調理作業を行う中で、次第に自分の罪に向き合うようになるという役どころだ。 ■中村蒼コメント「『人は変われるかもしれない』と希望を持つことは大切」 ――今作の見どころはどんなところだと思いますか? 僕が演じる杉山もよく口にしていますが「人は変われるか変われないか」というのがこの作品の大きなテーマだと思っています。答えはないですし、まさに杉山も刑務官のキャリアの中で“変われなかった”人も“変われた”人も見て揺れ動いています。ただ、「人は変われるかもしれない」と希望を持つことは大切だと今回演じてみて感じましたし、そういう気持ちがなくなってしまったらどんどん息苦しい世の中になっていくんじゃないかなと思うので、ドラマを見てくださった方々にもそういう思いが伝わったらいいなと思います。 ――主演・小池栄子さんとのお芝居の感想をお聞かせください。 本当に明るくて裏表のない人だと思います。僕は、初めて共演する人とはどうしても緊張して、なかなか打ち解けられないタイプなんですが、小池さん自身が自分の思っていることをストレートにどんどん話してくださるので、僕もその雰囲気に飲まれるというか(笑)、リラックスできてとても楽しく撮影できました。 杉山から見た葉子は今まで一緒に仕事をしてきたことのないタイプなので、最初は戸惑ったと思います。刑務所内のルールを重んじる杉山と、”食べることの幸せ”を大事にしている葉子さんはぶつかるところもありましたし。でも、杉山も受刑者たちと向き合うにつれて、葉子さんのように食から炊場を変えられることがあるんじゃないかと気付き始めるんです。そんなところもご覧いただければうれしいです。 ――今後の見どころを教えてください。 第4話では、僕が演じる杉山や炊場の受刑者たちがそれまでの集大成を見せるシーンがやってきます。今までは言われたことをきっちりこなしていた受刑者たちが、自分たちだけの力で何かを成し遂げないといけない。杉山も葉子さんに炊場を任され、自分がみんなをまとめないといけない。そんな状況の中で、彼らのレベルアップした姿や、いつになくアツくなる杉山を楽しみに見てもらえたらと思います。 あとは、第3話の終わりに板橋駿谷さん演じる梅川の再逮捕が描かれました。出所しても、やっぱりうまくいかないこともある。それを見守ることしかできない刑務官の虚しさのようなものを、杉山と葉子たちがどう受けとめていくのかにも注目していただきたいです。 ■玉置玲央コメント「やっぱり食べることはなによりの娯楽なんだ」 ――演じる上でどんなことを意識していますか? 本当に多種多様なキャラクターの濃い人たちがいる中で、他の人たちと比べれば、少し一歩引いてるというか、ちょっと何か過去があるんじゃなかろうかという部分を担わせていただいている役だなと思っています。 管理栄養士の葉子さんとの関係性を築きながら、食べるということや罪を償うということに対しての思いが、全5話の中で少しずつ芽生えていく。きちんと他人も受け入れられるし、考えを変えていけることができる人物。その変化が果たして罪を償うこととイコールなのかはまだわからないですけど、そういう人物かなって思って演じています。 ――第3話の撮影中で印象に残っているエピソードはありますか? めちゃくちゃおいしかったですよドーナツ。特に揚げたてが!だから、よく出演者同士でも話すんですけど、刑務所内であんないわゆる“ごちそう”を食べられちゃうということは、受刑者の方々にとってやっぱり食べることはなによりの娯楽なんだと。ドーナツに限らず食べることの意味とかすばらしさとか、“食事”と命のかかわりを教えてくれる。そんなことを、あのドーナツは役を演じる僕らに教えてくれました。同時に、それはこのドラマのものすごく大切なテーマなんじゃないかなと思っているので、あのドーナツを食べてそんなことを考えたことがすごく印象に残っていますね。 ――小池さんとのお芝居の感想をお聞かせください。 やっぱりエネルギーがありますよね。僕が演じる川口は抱えているものがたくさんあるので、そんな後ろめたさというか、「本当にこれでいいんだろうか」みたいな思いを抱えながらずっとお芝居しています。そうなると、そんなつもりはなくてもやっぱり控えるというか「陰」というか、”こらえるお芝居”になっていくんです。でも、否応なしに元気印の葉子さんがパワフルなエネルギーを炊場の中に持ち込んでくださるので、すばらしいなやっぱりすごいなと思わされました。 撮影現場の雰囲気はめちゃくちゃいいと思いますよ。受刑者同士も、葉子さんとも、みんな仲いいですね。そんなふだんの関係性もお芝居にもちゃんと生きてるんじゃないかと感じます。 ――今後の見どころを教えてください。 僕は、川口は”家族に対する気持ち”にすごく強いこだわりがある役だと思っています。第4話(6月20日[土]放送予定)・第5話では、なぜ川口が刑務所に入ることになってしまったのか、罪とどう向き合っていくのか、そして家族という存在にどんな思いを抱いているかというところが描かれていくので、そこにぜひ注目して見ていただけるとうれしいなと思っています。 ■再放送予定 第1話「コロッケ大爆発」6月16日(火)深夜0:35~ 第2話「俺んちのカレー」6月16日(火)深夜1:20~ 第3話「ドーナツはボーナス」6月16日(火)深夜2:05~