今年6月、JR行橋駅で17歳の女子高生のスカートの中に動画撮影状態にしたスマートフォンを差し入れた疑いで逮捕された31歳の団体職員の男性について、福岡地検行橋支部は、今後、起訴しないことを決めました。 団体職員の男性(31)は、6月1日午前7時40分頃、福岡県行橋市のJR行橋駅で、エスカレーターに乗っていた17歳の女子高校生のスカートの中に動画撮影状態にしたスマートフォンを差し入れたとして県の迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕されていました。 警察の取り調べに対し、団体職員の男性は、「仕事のストレスで現実から逃げたいと思い、警察に捕まりたいと思っていた。もともと興味のあった盗撮をしようと思った」などと話し容疑を認めていたということです。 この団体職員の男性について福岡地検行橋支部は、今後、起訴しないことを決めました。(8日付け) 不起訴の理由について福岡地検行橋支部は、「諸般の事情を総合的に考慮した」とコメントしています。