「現職県議(当時)の妻殺害事件」争点は犯人性…裁判員裁判は10月16日初公判、2か月間審理で12月23日判決予定

2021年9月に長野県塩尻市の住宅で妻を殺害したとして、逮捕・起訴された元長野県議会議員・丸山大輔(50)被告の裁判員裁判は、「犯人性を争点」に審理が行われます。 起訴状によりますと、元県議の丸山被告は、21年9月29日午前1時44分ごろから午前3時4分ごろまでの間、自宅で殺意を持って妻・希美さん当時47歳の首を何らかの方法で圧迫し、窒息死させたとされます。 事件の発生から1年2か月後の22年11月28日、警察は妻を殺害した疑いで、当時現職だった丸山被告を逮捕。 12月20日には検察が殺人の罪で起訴しました、 2023年12月からは、裁判の争点や証拠などを整理する公判前整理手続きが始まり、およそ9か月間に行われ、10月1日に終わりました。 長野地裁によりますと、争点整理の結果、裁判員裁判では、「争点は犯人性」となりました。 裁判は10月16日に始まり、当日の行動や、動機、現場の状況など、テーマごとに区切りながら、検察側、弁護側、それぞれが主張を行います。 弁護側は、被告は犯人ではないとして、無罪を主張するということです。 これまでの取材に対し担当弁護士は、事件当日の夜、丸山被告は議員宿舎にいて、現場には行っていないと話していました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加