【実話】逮捕された夫を助けたい!家族の反対を押し切って保釈を決意した妻…しかし保釈金は180万という大金だった【作者に聞く】

産後間もない時期に、夫が大麻所持で逮捕される――。実体験をもとに描かれたエッセイ漫画『出産から5ヶ月で夫が居なくなりました』は、多くの読者に衝撃を与えている。今回は29~33話を紹介するとともに、保釈に向けて動き始めた当時の心境について作者のReina(@Reina770)さんに話を聞いた。 ■家族の反対、それでも夫を保釈したい! レイナは勤務先の支配人に対し、「ヤマトを保釈してもらう方向で話を進めようと思います」と打ち明ける。住む場所が見つかるまで寮に置いてほしいと相談すると、支配人は親身になって耳を傾けてくれた。苦しい状況のなか、多くの人に支えられていることをあらためて実感する。 しかし、母親や姉の反応は厳しかった。「保釈されたあとどうするつもり?」「そういうところが男をどんどんダメにするって言ってんのよ!」。母親からそう言われ、姉からも保釈に反対される。さらに姉は、ヤマトと一緒にいる限り縁を切るつもりだと伝えてきた。それでもレイナは「これは夫婦の問題だ」と考え、保釈の手続きを進めるため弁護士事務所へ向かった。 ■突きつけられた180万円という現実 弁護士の牧さんはレイナの話を丁寧に聞き、保釈に必要な手続きについて説明する。用意すべき書類は多く、何度も事務所へ足を運ぶ必要があるという。そして次の瞬間、レイナは思わず言葉を失うことになる。ヤマトには大麻の常習性があり、逮捕時の所持量も少なくなかったことから、保釈金は180万円になる見込みだと告げられたのだ。 保釈金の存在すら深く考えていなかったレイナは、頭の中が真っ白になった。想像をはるかに超える金額を前に、現実感を失ってしまったという。 ■審査は?住む場所は?次々と押し寄せる不安 困惑するレイナに対し、牧さんは日本保釈支援協会への申し込みを提案する。ただし、審査に通る保証はない。牧さん自身も初めて扱うケースだったという。さらに、同じ家から大麻が発見されたことで、レイナ自身にも共同所持の疑いが掛かっていると説明される。「近いうちに事情聴取があると思ってください」。そう告げられたレイナの不安はますます大きくなっていった。 弁護士事務所を後にした帰り道には、不動産会社から連絡が入る。しかし、すぐに案内できる物件はないとの返答だった。住む場所も決まらず、先の見えない状況に追い詰められたレイナは、涙を流しながら車を走らせた。 ■絶望の中で抱えていた思いとは 当時の心境について、Reinaさんは「離婚する方向で考えていましたが、正直ヤマトの話も聞いてからもう一度しっかり考えてみたいという気持ちでした」と振り返る。また、保釈金180万円を聞いたときについては、「全くの無知の状態だったので、想像以上の金額に保釈は無理かもしれないと絶望していました」と語った。 夫の逮捕、家族との対立、住居問題、そして保釈金。次々と押し寄せる問題に向き合いながらも前へ進もうとしたレイナの姿が、本作には克明に描かれている。 ■取材協力:Reina(@Reina770) ※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。製品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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