在留資格を更新しないまま不法に国内に残留したなどとして、大阪府警南署などは28日、入管難民法違反(不法残留)容疑などでベトナム国籍の21~33歳の男女8人を逮捕したと発表した。事件に関連し府警は同日未明、大阪・ミナミのビルを家宅捜索し、違法薬物の可能性がある粉末などを押収した。逮捕された8人はいずれもビル内におり、実態解明を進める。 ビルは大阪市中央区西心斎橋の「ウィステリア西心斎橋」。地下1階地上7階建てで、ベトナム人が集うナイトクラブやベトナム料理店、カフェなどが入っている。捜索時には従業員や客ら約170人がおり、大半がベトナム人だったという。 府警によると、ビルが違法薬物に関与しているとの情報があり、28日未明に170人体制で捜索した。ビル内から違法薬物の可能性がある粉末などを押収したほか、違法薬物を使用した疑いのある客も確認した。 7人の逮捕容疑は在留資格を更新せず、不法に残留したとしている。このほか1人はカッターナイフを不法に所持した疑いがある。