薬物の乱用防止を訴える街頭キャンペーンが2日、鹿児島県天城町のスーパーとコンビニ周辺であった。同町の私立樟南第二高校の生徒17人や、地域のボランティア、保護司、徳之島署員など関係者計約40人が参加。買い物客らに啓発チラシ入りのポケットティッシュを配って薬物乱用の危険性を訴えた。 街頭キャンペーンは薬物乱用防止指導員徳之島保健所地区協議会(広田勉会長)が主催し毎年実施している。 キャンペーンに先立ち、同町天城のJAあまみ天城事業本部で出発式があった。広田会長は「若年層の薬物乱用が深刻化しており、県内やその周辺でMDMAや大麻を使用した高校生が逮捕されている。徳之島でも人ごとではなく、薬物の恐ろしさを地域で高めることが重要」とあいさつ。 樟南第二高校の生徒代表が、大麻関連の検挙者数のうち7割以上が30歳未満であることに触れ「一人一人が薬物乱用は『ダメ。ゼッタイ。』を合言葉に防止の輪を広げ、薬物乱用のない社会を共に広げましょう」と力強く宣誓した。 キャンペーンは、Aコープ天城店とファミリーマート天城店の周辺で実施。参加者は買い物客らに大麻や覚醒剤、危険ドラッグなどの乱用防止を訴え、国連の活動に対する支援金も募った。 初めてキャンペーンに参加したという生徒は「最近、若い人の間で薬物がはやっていると聞くので、自分自身も気を付けていきたい」と話した。