夜景を撮影していた16歳の少女は、自転車で帰宅途中だった50代の男性から「もっときれいに夜景が見える場所がある」と声をかけられ、人気のない河川敷へ向かった。 その後の性的な行為は、恐怖で抵抗できなかった結果だったのか。それとも同意の上だったのか──。 東京都と神奈川県の境を流れる多摩川に架かる橋で起きた不同意性交事件の裁判は6月30日、東京地裁(村田千香子裁判長)で論告求刑と最終弁論が開かれた。 検察側は「極めて悪質な犯行」として拘禁刑8年を求刑。一方、弁護側は「黙示的な同意があった」として無罪を主張し、双方の主張は真っ向から対立している。