所得税法違反容疑で逮捕された藤原大介容疑者(42)は、起業した会社でゲームアプリ開発や美容室運営など新規事業を次々と立ち上げていった。 別法人として設立した「STAYGOLD」(SG)は中古ブランド品買い取りや販売サービスが好調で、コロナ禍でも急速に業績を拡大した。 信用調査会社によると、藤原容疑者は高校卒業後、ソフトウエア会社勤務を経て、2008年に広告事業などを手がける「DICE」(東京都渋谷区)を設立。創業時から飲食店運営なども行って事業の多角化を進める中、14年に立ち上げたSG社にアパレル事業を譲渡した。 同容疑者は16~22年、SG社の代表取締役を務めた。同社の21年3月期の売上高は約85億5900万円だったが、同容疑者が退任する直前の翌22年3月期は約2.5倍の約216億4300万円に急成長した。20年から始まったオンラインのオークションサイトの運営が軌道に乗り、高級腕時計の販売が伸びたという。