神戸市中央区のマンションの部屋で6月、大型冷凍庫から成人男性の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された男性の元妻が「2012年ごろ、(男性の)遺体を切断して冷凍庫に入れた。1人でやった」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。 逮捕された神戸市中央区の無職・望月亜紀容疑者(50)は2012年ごろから今年(2026年)6月20日までの間、同区中山手通のマンションで西口豊さん(当時45歳)の遺体を袋に詰め、冷凍庫内に入れて遺体を遺棄した疑いが持たれている。 捜査関係者によると、望月容疑者は2002年7月頃、このマンションの部屋を賃貸契約し、西口さんと同居。戸籍上は2012年12月に離婚しており、「離婚届は自分で作成して、役所に提出した」と話しているという。 その後、望月容疑者は転居したが、部屋の家賃の振り込みは継続して、定期的に部屋に立ち寄り、家財道具をそのまま残していた。 しかし電気料金については昨年(2025年)7月まで望月容疑者の口座から引き落とされていたが、その後支払いが滞り、同10月に部屋の電気が止まった。 この件について望月容疑者は、「引き落とし口座の残高不足により、電力会社から払込用紙がマンションの郵便ポストに郵送されたが、マンション1階のポストの鍵が更新されたため開けなくなり、払込用紙を取り出せなかった」と説明しているという。 神戸地検は勾留期限の7月14日、死体遺棄罪で起訴する見込み。 望月容疑者は逮捕時、西口さんの殺害についてもほのめかしており、兵庫県警生田署捜査本部は、引き続き殺害に至るまでの経緯を調べる。