ことし6月、大阪市鶴見区の路上で、男が宅配業者の車を奪ったうえ、運転手の男性を100メートルほど引きずり逃走した事件で、警察が別の容疑で逮捕された20代の男について、強盗殺人未遂の疑いで16日にも再逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材でわかりました。 事件があったのは、大阪市鶴見区鶴見の路上で、6月24日午後7時半ごろ、宅配業者の男性が配達業務をしていたところ、突然何者かに車を奪われました。車を奪った人物がそのまま車で逃走しようとしたため、男性は車を止めようと、助手席の窓にしがみつきましたが、車はそのままの男性を100メートルほど引きずり、走り去ったということです。 男性は車に引きずられ落下した際に頭などを強く打ち、外傷性くも膜下出血などの重傷を負いましたが、命に別条はありませんでした。 事件後、警察は強盗殺人未遂の疑いで逃げた人物と車の行方を追っていましたが、その後の捜査関係者への取材で、逃走した車が事件の翌日に大阪市内で発見され、警察は車を運転していた20代の男を器物損壊の疑いで逮捕していて、16日にも強盗殺人未遂の疑いで再逮捕する方針を固めたことがわかりました。 捜査関係者によりますと、事件の翌日、警察は大阪市北区のスーパーの有料駐車場で、前日に奪われ逃走した車を発見。車に乗って逃走しようとした男が駐車場の出入り口のゲートのバーを壊したため、器物損壊の疑いで現行犯逮捕しました。その後、前日の強盗殺人未遂事件との関連についても調べたところ、男が関与した疑いが強まり、16日にも強盗殺人未遂容疑で再逮捕する方針を固めたということです。