マカオ治安警察局は1月8日、近日コタイ地区にある統合型リゾート(IR)施設内で発生したスリ事案に関与したとして中国人(中国本土居民)の男3人(50~60代)を逮捕したと発表。 同局によれば、同月6日に中国本土からマカオを訪れていたインバウンド旅客の男性からIR施設のロビーにいた際、背負っていたバックが突然動いたような感覚がしたためすぐに確認したところ、ファスナーが開けられ、中にあった約1600パタカ(日本円換算:約3.2万円)入りの財布がなくなっていることに気づいたとするスリ被害の通報が寄せられたとのこと。 通報を受けた同局がIRの監視カメラや「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システムを使って捜査を進めたところ、被害者に接近する男3人の姿が確認され、このうち2人が視線を遮る動きをする中、残る1人が被害者のバッグから財布を抜き取り、事後は3人揃って足早に現場を立ち去っていたことがわかったという。