2024年、北海道江別市で当時20歳の大学生、長谷知哉さんが集団暴行を受け死亡した強盗致死事件の裁判員裁判で7月31日、当時18歳の主犯格とされる男の被告人質問が行われています。 強盗致死などの罪に問われている当時18歳の主犯格とされる男と当時17歳のアルバイトだった少年の2人の審理は分離され、31日は、当時18歳の主犯格とされる男の被告人質問が行われています。 ■俺は人殺しの兄になるんだぞ 主犯格とされる男の被告人質問は、弁護側からの質問から始まりました。 (10月29日の夜9時に家族に自分が関わっていたと伝えたそうですが、どういう状況で伝えましたか?) 「パチンコ店で働く先輩と、同級生、その親に「伝えないか?」と言われ、その同級生の家に行って、母と兄、職場の社長、父がきて、事件の内容を話して、出頭するぞ、となりました」 (それを聞いた家族の様子は?) 「母はしゃべれる状態ではなくなって、友達の母といました。兄は胸ぐらをつかんで『何してんだ、俺は人殺しの兄になるんだぞ』と言いました。父は社長に『仕事に迷惑をかけて申し訳ない』と謝って、出頭するぞと」 (そのときの家族の様子を見てどう感じた?) 「事件の重大さを感じました」 (毎日どのようなことを考えて過ごして来ましたか?) 「逮捕されてから、取り調べでうそなく、正直に話すのと、被害者の気持ちを考えたりしていました」 (謝罪の手紙は何通くらい書いた?) 「数えていないので分からないですが、数えきれないくらい書いています」 ■事件はすべて自分から始まった (裁判で暴行の動画をみて、どう考えましたか?) 「どうしてここまで暴力をふるえるのか、謝っているのに続けるのか、ひと(他人)の恋愛トラブルを暴力やお金の要求で解決するのは正しくない。本当にひどいことをしたという気持ちで見ていました」 (どうしたら犯行を防げた?) 「事件はすべて自分から始まり、金品の要求も自分から始まり、共犯者も同じことをした。自分が暴行をしなければ、金品を要求しなければ、服を脱がさなければ、被害者は亡くなることはなかったと思う」