山本太郎氏辞任後のれいわ新代表に山本譲司幹事長 党が代表選結果を公表、党名は来月変更へ

れいわ新選組は31日夜、山本太郎前代表の辞任に伴う党代表選の開票結果を、党YouTube配信で発表し、山本前代表のもとで幹事長を務めてきた山本譲司衆院議員(63)が、2代目の代表に選ばれた。 代表選には、山本新代表のほか前衆院議員の阪口直人氏(63)、東京都三鷹市議の石井礼子氏(46)の3人が立候補。国会議員や役員、地方議員、党員票などを合計した得票数で、山本新代表が15・59票、阪口氏が3・15票、石井氏が2・30票で、山本新代表がほかの2人を圧倒した。 山本新代表は開票結果が発表された後、「多くのみなさんにご支援をいただき、2代目の代表に就任することになった」とした上で、結党以来訴えてきた消費税廃止について、「言い続けないといけない」と強調。高市政権が、飲食料品に限って2年間の消費税率1%とする方針を表明したことなどを念頭に「れいわの政策は間違っていなかった。ますます輝きを増す」とも訴えた。 山本前代表の体制では、党は、「一枚看板」の前代表にさまざまな権限が集中する状態が続いてきた。一方、山本新代表は「(消費税廃止のような)こういう政策を、ボトムアップでつくっていきたい。(一枚看板ではなく)チームとしての政党が機能するような政党づくりにしていきたい」と、「一枚看板」から「チーム」へのチェンジを強調。「私はまだまだ未熟。みなさんとともに頑張って取り組んでいきたい」と訴えた。 山本新代表は、菅直人元首相の秘書や東京都議をへて、1996年10月から2000年9月まで衆院議員を務めた。在職中、秘書給与流用疑惑が指摘され、その後政治資金規正法違反で逮捕、起訴され、懲役1年6月の実刑判決を受けた。刑期終了後は、出所者や生活困窮者への就労支援や生活支援活動を積極的に行ってきた。昨年夏の参院選東京選挙区に、山本前代表のラブコールを受けて立候補し、落選したが、今年2月の衆院選比例南関東ブロックで、26年ぶりに国政復帰。幹事長に就任していた。 山本新代表は来月上旬、あらためて記者会見を行う。一方、山本前代表は今月9日、代表辞任と政界引退の記者会見をした際、新代表のもとで党名を変更する考えを示しており、新体制でどんな党名となるかにも注目が集まっている。

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