米司法省が反射池損壊で元五輪選手の起訴取り下げ、手抜き工事による損傷認める

【AFP=時事】米司法省は7月31日、米首都ワシントンのリンカーン記念堂の反射池(リフレクティング・プール)を損壊したとして告発されていた、元五輪選手の男性に対する起訴を取り下げた。ドナルド・トランプ米大統領の指示によって急ピッチで進められた改修工事が、実際には単なる手抜き工事だったと説明している。 カヌーの元五輪米国代表デビッド・ハーン氏(67)は、最大で拘禁10年の刑が科される可能性のある連邦重罪器物損壊罪で起訴されていた。 ワシントンのジェニー・ピロ連邦検事は7月上旬、記者会見で起訴を発表し、6月19日にハーン氏がプールの新しいライニング材を「強引かつ暴力的に」引き剝がしたのが目撃されたと述べていた。 ハーン氏は米メディアに対し、長時間のサイクリング後に改装された反射池を訪れ、部分的に剝がれかかった「星条旗の青(アメリカン・フラッグ・ブルー)」の塗装ライナーに気づいたと語っている。それがどのような感触か確かめるために水の中に手を伸ばし、立ち去ろうとしたところ、米公園警察に逮捕されたという。 しかし、7月31日に提出された裁判書類の中でピロ氏は、新たな事実の発覚により「証拠根拠が損なわれた」として起訴の取り下げを申請した。 ピロ氏は、同建造物の損傷は「内務省が当初発表したような器物損壊によるものではなく、ずさんな設置作業の結果であったこと」が示されたと述べている。【翻訳編集】 AFPBB News

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