「公平な目で事実を見て」逮捕され不起訴の16歳死亡 遺族が明石署員と検察官を刑事告訴

兵庫県警明石署の警察官と神戸地検の検事が職権を乱用して少女=当時(16)=を逮捕、勾留し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などを発症させ低栄養状態により死亡させたとして、少女の母が特別公務員職権濫用罪などで、警察官と検事の計4人を刑事告訴したことが31日分かった。遺族が取材に明らかにした。 遺族によると、少女は令和7年6月、当時勤めていた兵庫県内の障害福祉事業所の利用者を暴行した疑いで逮捕された。少女は勾留中に体調を崩して救急搬送され、釈放された。その後不起訴となったが、PTSDによる摂食障害が続き同年12月に死亡した。 告訴状によると、4人は共謀し、必要性がないことを認識しながら、昨年6月17日から18日間にわたり少女を逮捕、勾留し、自白を誘導する取り調べなどを実施。体調不良を訴えたにもかかわらず医療措置を取らなかったとしている。 少女の母親は「娘は不起訴となったが心に受けた傷は癒えることなく、命を失った。この事件の真実と向き合い、公平な目で事実を見ていただきたい」とコメントした。

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