【AFP=時事】米当局は3日、ワシントン州東部の都市スポケーン周辺で発生している3件の火災のうち最大規模の火災に関連して、放火の疑いで男を逮捕した。火災では数万人が避難を余儀なくされ、消防士らによる懸命の消火活動が続いている。 干ばつと猛暑によって勢いを増した山火事はワシントン州スポケーンを襲い、数千エーカーを焼き尽くし、数百棟の建物を灰に変えた。避難した住民らは不安を抱えながら、帰宅許可が出るのを待っている。 スポケーン郡のジョン・ノウェルズ保安官は、3日遅くに開かれた記者会見で、アーロン・ファリナッチ容疑者(37)が放火の容疑で逮捕されたと述べた。火災発生地点の近くで、容疑者が草の近くにひざまずいているのが目撃されたという。 ノウェルズ氏は「マッチかライターが原因だと考えている。拘束された際、容疑者は防水マッチとブタンライターを所持していた」と述べた一方で、容疑者が同地域で発生した他の2件の大規模火災とは無関係とみられていると付け加えた。 空からの偵察によると、週末に火災が発生して以来、700から1110の構造物が失われたという。米西部の火災監視ネットシステム「インシウェブ」によると、3件の火災で8026エーカー(3248ヘクタール)が焼失。気温が下がり、湿度が上がったことにも助けられ、消防士らは2件の火災に対しては「大きな進展」を遂げている。 地元当局によれば、これまでのところ負傷者の報告はない。【翻訳編集】 AFPBB News