「良太郎の死の報せはあまりに突然すぎて……。亡くなる10日ほど前にも電話で話したばかりだったんですよ」 こう語るのは、ものまねタレント・清水アキラ(72)の三男で俳優の清水良太郎さんが生前、頻繁に訪れていたという飲食店の店主だ。 8月2日、良太郎さんが自宅で死去したと報じられた。37歳だった。 良太郎さんは‘06年、NHK大河ドラマ『功名が辻』でデビューして以来、俳優として着実にキャリアを積み、父と同じくものまねタレントとしても活躍。しかし、‘17年に違法賭博の遊技場に出入りしていたことが明らかとなり、活動を謹慎。同年には覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕され所属事務所を解雇されるも、‘22年からはYouTubeなどを中心に活動を再開させていた。 この飲食店は、古くからイベントやライブも楽しめる飲食店として知られ、店主は良太郎さんと10年以上の付き合い。良太郎さんが‘22年に逮捕後初となる活動再開ライブを開いたのもこの店で、彼は店主をかねてから“恩人”として慕っていたという。 「私たちが初めて出会ったのは、彼が20代前半の頃でした。良太郎が所属していた野球チームの仲間と来てくれたのが最初で、それ以来、何度も利用してくれて仲良くなりました。 うちのお店はまもなく40周年を迎え、初めて周年的なイベントをやることになってホテルでパーティをする予定でした。そのパーティのゲストが良太郎だったんです。その話が決まったのも今年6月ぐらいで……。このポスターもどうしようかと思っているのですが、あまりに突然のことに何も考えられていません」 そう言って店主が指さした先には、A2版ほどの大きさのポスターが掲示されており、そこには顔写真付きで「ゲスト:清水良太郎 ものまねライブ」という告知が記されていた。 「ここ最近は電話やLINEでの連絡が中心でしたが、とくに変わった様子はなかったですね。亡くなる10日ほど前、良太郎から『ボイストレーナーを紹介してほしいんだよね』という電話を受けて少し話したのが最後でした。電話でも仕事への熱意を語っていたから、こうも急に亡くなるなんて全く思ってもいませんでした」 ’22年の芸能活動復帰ライブについて、店主はこのように回想する。 「当時はコロナ禍の真っただ中で、事件以来、良太郎と父のアキラさんは関係があまり良くなく、ライブにはお母さんとお祖母ちゃんが来ていたことを覚えています。 でもアキラさんは良太郎のことをずっと溺愛していて、のちに関係も修復して最近では近くで2人共演のものまねステージを開催していました。良太郎も徐々に舞台の仕事を始めるなど、順調に活動を再開させていた矢先だったのですが……」 店主は遠くを見つめながら、生前の良太郎さんのことをこう振り返った。 「派手でヤンチャで見栄っ張りだけど、根は優しくてすごくいいヤツでした。しんどさとか辛さを人に見せないタイプだったから、日々の相談や愚痴を誰にも言えずにひとりで不安や苦しみを色々と抱え込んでしまったのかもしれません。本当に無念です」 良太郎さんの冥福を祈りたい。