大阪府河内長野市木戸西町3丁目で4日午後7時ごろ、「包丁を持った血だらけの男が暴れている」などと110番通報があった。 大阪府警捜査1課によると、駆けつけた河内長野署地域課の巡査部長(32)が、路上で刃物を持った男を発見。男が刃物を向けてきたことから、上空に向けて威嚇射撃をした。 しかし、男が刃物を持って向かってきたため、巡査部長は男に向けて2発目の発砲をしたという。 銃弾が左胸に当たり、倒れた男を警察官が公務執行妨害と銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕した。 男はその後、病院に搬送され、死亡が確認された。府警が身元などを確認している。 巡査部長にけがはなく、ほかに巻き込まれた人も確認されていないという。 柴田延明・警務課長は「現場に臨場した警察官の報告を聞く限りでは、発砲の要件は満たしていると判断されるが、詳細については調査中です」とコメントした。 また、「(男が)亡くなられたことについては非常に残念」とした。 ■「拳銃のような発砲音2回」 現場は南海電鉄の千代田駅から南西に約300メートル離れた飲食店などが集まるエリア。 現場付近の勤務先にいたという30代の男性は「包丁下ろせ」という声のあと、拳銃とみられる発砲音を2回ほど聞いたという。 「パーンという音を聞いて、何やろなと思って窓を開けた。警察官5人くらいが60代くらいの男を取り囲んでいるのが見えた」と話した。(岡田真実、宮坂奈津)