【AFP=時事】患者299人に対するレイプ・性的暴行の罪で服役している元外科医ジョエル・ル・スクアルネック受刑者について、フランス検察が余罪約50件の捜査を開始した。当局が20日、明らかにした。 スクアルネック受刑者は昨年、1989~2014年に全身麻酔中や手術後の覚醒時などを狙って患者299人をレイプまたは性的暴行した罪で、最高刑となる禁錮20年を言い渡された。被害者のうち、256人は性交同意年齢の15歳未満だった。 北西部ロリアンのレティシア・ミランド検事は、公判中に「余罪の存在が浮上、または確認された」とし、捜査機関に対して「追加の告訴」が寄せられたことを明らかにした。 ミランド検事によると、検察は新たに性的暴行40件およびレイプ10件の計50件について捜査を開始した。性的暴行とレイプのいずれも「15歳未満が被害に遭ったか、職務上の権力を乱用して行われたもの」だという。 これらの事件は1987~2017年の間に起きたもので、公訴時効は成立していない。被害者の数は48人だという。 スクアルネック受刑者は2017年、近くに住む当時6歳の女児をレイプしたことで告訴され、逮捕された。 それに伴い警察が同受刑者のパソコンを押収・解析したことで、犯行の記録や被害者の氏名、年齢、住所、被害の実態を記したファイルが見つかった。【翻訳編集】 AFPBB News