【08月20日 KOREA WAVE】韓国・京畿道水原市内の路上で、体を極端に折り曲げてふらつくなど異様な様子を見せ、インターネット上で「麻薬ゾンビ」として動画が拡散していた30代の男について、警察の精密鑑定の結果、麻薬類の陽性反応が出たことが分かった。 京畿水原勧善警察署によると、麻薬類管理法違反の疑いが持たれているこの男の毛髪を国立科学捜査研究院(国科捜)が精密鑑定したところ、覚醒剤(ヒロポン)の陽性反応が確認された。警察は自宅の家宅捜索やスマートフォンの解析を通じても、薬物使用を裏付ける状況証拠を確保したという。 男は6月21日午後0時半ごろ、水原市勧善区の団地近くのバス停付近で、覚醒剤を使用した状態で徘徊した疑いが持たれている。 当時、背中を大きく曲げて両腕をだらりと垂らし、左右によろめく男の姿を目撃者が撮影してSNSに投稿。「海外で問題化しているフェンタニル(医療用麻薬)の乱用者を彷彿とさせる」として動画が急速に拡散し、地域住民らに不安が広がっていた。 警察は同月23日に現場近くで男を発見し、簡易検査で覚醒剤の陽性反応が出たため緊急逮捕した。しかし、その後の国科捜による尿などの精密検査では陰性判定となったため、いったん釈放し、在宅のまま捜査を続けていた。 薬物検査は、尿検査が直近の使用を確認するのに適している一方、毛髪検査は数カ月前までの使用履歴を確認できる特徴がある。男は調べに対し「体に力が入らず、あのような姿勢になっていただけだ」と容疑を否認していた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News