イスラエル首相、トルコ大統領を非難「反ユダヤ主義の独裁者」

【AFP=時事】イスラエル首相府は21日、トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領を「反ユダヤ主義の独裁者」と呼び、イスラエルは中東を不安定化させようとするトルコの試みに対して「引き続き断固として対応する」と表明した。 これに先立ちシリア当局は今週、トルコ国境に近い空軍基地がイスラエルの爆撃を受けたと発表。その後イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフは、爆撃を暗に認めた。 ネタニヤフ氏は、トルコがシリアで軍事的プレゼンスを確立しようとしていると主張していたが、トルコ側は否定している。 また、トルコは21日、ネタニヤフ氏に対して、支援物資を届けるため海路でパレスチナ自治区ガザ地区に向かっていた「グローバル・スムード船団(GSF)」の拿捕(だほ)に関連したジェノサイド(集団殺害)などの容疑で、国際逮捕状を請求すると発表した。 イスラエル首相府は声明で、「イスラエルはトルコの偽善行為に全く動じていない。クルド人を大虐殺し、テロ組織ハマスの大虐殺を支援し、自国民を抑圧する反ユダヤ主義の独裁者だ」と糾弾。 さらに、中東を不安定化させようとするトルコの試みに対して「引き続き断固として対応する」と付け加えた。 シリアは18日、北西部の都市アレッポ近郊にある空軍基地をイスラエルが攻撃したと非難。同基地は内戦中に損傷し、2012年以降使用されていない。 イスラエル側は、トルコの軍事使節団が最近同基地を訪問したと主張し、シリアの紛争監視団体はトルコの軍事使節団の訪問は同基地の運用を再開する取り組みの一環だったと指摘した。 これに対しトルコは20日、同基地に自国の軍事プレゼンスは存在しないと主張し、シリアの主権を「断固として」支持し続けると表明した。 イスラエル首相府は21日に出した英語での声明で、エルドアン氏が「イスラエルに対する侵略をシリアへ拡大しようとしている」と非難。 「イスラエルはそれを容認しない」と強調した。【翻訳編集】 AFPBB News

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