Ananda Teresia [ジャカルタ 27日 ロイター] – インドネシアで27日、首都ジャカルタの議会周辺やその他主要都市の警備が強化された。反政府デモから1年が経過し、集会が開かれたことに伴う措置だ。 政府の支出を巡る昨年8月の全国的な抗議行動には多数の学生や市民が参加。暴動で10人が死亡し、7000人近くが逮捕され、数百人が有罪判決を受けた。 学生らは昨年の出来事を追悼し、政府の政策に抗議し、汚職に対するより厳しい処罰を求めるため、ジャカルタ、ジョグジャカルタ、マカッサルで集会を開いた。 ジャカルタ警察によると、抗議活動を利用し、騒乱を引き起こそうとしたとして65人を逮捕。エアソフトガン、火炎瓶の製造材料、通信機器を証拠品として押収したという。 逮捕者がデモに直接関与していたかどうかは不明だ。 ジャマリ・チャニアゴ治安担当相は抗議活動が始まる前、警備強化は表現の自由を弾圧することを目的としたものではないと説明。「彼らの要望が適切に伝えられるよう、警護を行う」と述べた。 地元メディアの報道によると、警察は数人のデモ参加者が議会に向かうのを阻止。テレビの生中継映像によると、一部のデモ参加者は建物周辺のフェンスを乗り越えようとして破損させた。また、タイヤに火をつける参加者も確認された。