【08月29日 KOREA WAVE】韓国で20代の中国人女子留学生を殺害した疑いで逮捕された30代の中国人講師について、勤務先だった慶尚北道の病院関係者や大学の学生らが「暴力的な姿は全くなかった」「温厚な人だった」と証言した。 病院の職員らは28日、容疑者に関する取材に対し、一様に口を閉ざした。 当初、勤務していたか尋ねられた職員らは「初めて聞く名前だ」「そのような人が勤務したことはない」と答えた。 その後、病院関係者が「単純な事件や事故ではなく残酷な事件なので、今はその人について話すのが難しい」と説明。「職員全員がショックを受けている」と明かした。 容疑者の普段の性格については「普通だった」とし、暴力的な姿を見せたことがあったかとの質問には「全くなかった」と答えた。 学生らが容疑者を温厚な人物として記憶していることにも同意し、「現在は職員が出退勤することさえ怖がるほど不安を感じている」と語った。 大学講師として働いていた容疑者の教え子らも、「温厚な人だった」と振り返った。 学生の一人は「大学の規定では授業を3回以上欠席すると修了が難しいが、その先生は学生が何度も授業を休んでも問題にしなかった」と証言。「遅刻しても嫌なことを一度も言わなかったので、学生から好かれていた」と話した。 一方、容疑者は現在、警察が求めているサイコパス診断検査を拒否している。 警察関係者は「容疑者が拒否すれば、サイコパス診断検査を実施することはできない」と説明した。 容疑者には現在、殺人と偽計による公務執行妨害の2つの容疑が適用されている。 警察は容疑者の自宅で、激しく損壊された状態の被害者の遺体を発見した。その後、容疑者の供述などをもとに山中で遺棄された遺体の一部を発見し、まだ見つかっていない部分についても捜索を続けている。 警察関係者は「犯行の日時や場所、方法などを具体的に特定しなければ容疑を追加できない」とし、「現在、客観的な証拠を収集している」と述べた。 容疑者は殺人などの疑いで逮捕され、捜査を受けている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News