大阪府警は30日、麻薬取締法違反の疑いで大阪市中央区のベトナム人向けクラブを家宅捜索した。5月に店の男性客が薬物中毒で死亡しており、捜索で違法薬物の疑いがある粉末を数十点押収した。府警は薬物使用の温床になっていたとみて店の関与の有無を調べる。 府警は同日、入管難民法違反(不法残留など)の疑いで、客として店内にいたベトナム国籍の男女9人を逮捕した。 府警によると5月4日早朝、店の前で意識のない状態だったベトナム人男性が搬送され、病院で死亡を確認。司法解剖の結果や知人の話から店で薬物を摂取したと判断した。店での薬物売買情報も複数得たため捜索に着手。店側が供与に関与している可能性も視野に、押収物の解析を進める。 逮捕した9人は20~30代の技能実習生ら。在留期間の更新や変更を受けずに残留した疑いや、他人名義の在留カードを警察官に提示した疑いがある。