カメラの方向を見たあと、うつむきながら警察官と歩く男と、一切顔を下げることなく歩く女。 生後3カ月の娘の顔を殴るなどしてけがをさせた疑いで逮捕された、いずれも25歳の両親です。 現場となった自宅周辺を取材すると、深夜に動物のような叫び声が聞こえたという話が聞かれました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、千葉・茂原市の自称会社員・塙洋人容疑者と妻の真衣容疑者です。 警察によりますと、2人は娘の顔を平手打ちしたり体を揺さぶったりするなどの暴行を複数回加え、けがをさせた疑いが持たれています。 事件発覚のきっかけは、「娘の意識がない」という真衣容疑者からの119番通報でした。 救急隊が2人の自宅に駆け付けた際、生後3カ月の娘は意識がなく、すぐに病院に搬送されました。 娘は頭や目にけがをしていて、現在も意識不明の重体です。 近隣住民は「(引っ越し時に)あいさつに来てくれたけど、悪い印象はなかった。(真衣容疑者が)『赤ちゃんの泣き声がうるさくてすみませんね』と言ってきたことはあったけど、でも(泣き声は)聞こえなかったから『大丈夫ですよ』って言った」「『今赤ちゃん誰が見てくれているの』って(町内の)掃除の時に聞いた。『旦那さん(洋人容疑者)でしょ?』って言ったら(真衣容疑者が)『うん』って…。『優しい旦那さん(洋人容疑者)だね』って言ったら(真衣容疑者が)『うん』って言ってましたよ。まさかそんなことするような子には見えなかった」などと話していました。 一方、別の住民からは深夜、塙容疑者の自宅方向から時々、動物の鳴き声のようなギャーという叫び声が聞こえたという話が聞かれました。 警察の調べに対し、2人は「娘に暴力を振るってけがをさせたことに間違いありません」「娘に暴行した事で逮捕されましたが間違いありません」と話し、いずれも容疑を認めているということです。 警察によりますと、犯行動機について2人は「泣きやまなくて」などと話しているということです。