堺市は、ことし5月、堺市内の共同住宅で女性の部屋の玄関ポストにスマートフォンを差し込み、部屋の中を複数回撮影したとして、消防局の消防士長の男性職員(31)を「懲戒免職処分」としたと発表しました。 堺市によりますと、男性職員は女性が帰宅したことを物音などで確認したあと、スマートフォンを玄関ドアのポスト部分に差し入れ、数分間にわたって撮影していたということです。 男性職員は犯行の翌日、女性宅を訪れた警察官から職務質問を受けたうえで、警察署での任意の事情聴取で容疑を認めたため、性的姿態等撮影未遂の疑いで逮捕されました。 逮捕後の捜査で、スマートフォンに保存された画像などから、男性職員は同様の行為を同じ共同住宅の別の女性に対しても複数回行っていた疑いで再逮捕され、警察は6月、大阪地検堺支部に書類送検しましたが、大阪地検堺支部は7月27日付で「不起訴処分(起訴猶予)」としていました。 男性職員は堺市の聞き取りに対し「女性がどのような生活をしているのか、室内の状況を見たいという興味本位の衝動的な気持ちを抑えることができなかった。」と話しているということです。 堺市消防局は「住民の皆様の信頼を損なう結果となりましたことを、心から深くお詫び申し上げます。今回の事案を厳粛に受け止め、服務規律の再徹底と再発防止策の更なる強化に全力で取り組み、信頼回復に向けて組織一丸となって全力を尽くしてまいります。」とコメントしています。