七尾市内のアパートで同僚男性を刃物で切り付けたとして、七尾署は9日、殺人未遂の疑いで、同市青葉台町、建築会社作業員の男(50)を逮捕した。同署によると、男は「太ももを切り付けたことは間違いない」と供述する一方、殺意は否認している。署は2人に何らかのトラブルがあったとみて調べている。 逮捕容疑は8日午後9時半ごろ、七尾市内のアパート2階通路で、市内の20代男性の左太ももを刃物で切り付けるなどして殺害しようとした疑い。男性は動脈損傷など4週間のけがを負ったが意識はあるという。 七尾署によると、男性の妻が「旦那が足を刺された」と119番通報した。署員がアパートに駆け付けたところ、男は現場におらず、翌9日午前6時ごろに市内で発見し、午後2時ごろに逮捕した。 署によると、同容疑者は男性の頭を殴った後で太ももを切り付けた。 ●七尾署、容疑者の確保まで公表せず 容疑者を確保するまで事件を公表しなかったことについて、署は「知人間のトラブルと分かり、他に危害が及ぶ事案ではなかったため」としている。署は現場となったアパートに誰が住んでいたのかを明らかにしていない。刃物の種類や押収しているかどうかも公表していない。