熊本南署などは1日、入管難民法違反(不法残留)の疑いで、米国籍の住所不定の男(34)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は、在留期間である2026年8月14日を過ぎて国内に不法滞在した疑い。 署によると、男は90日間の短期滞在の在留資格で5月中旬から国内を観光中。逮捕される数日前に熊本を訪れていた。1日にけがの治療のため熊本市内の医療機関を受診した際、旅券を見た医療関係者が期限が切れていることを確認して通報した。男は不法滞在の認識はあったとしつつ、「熊本地震の影響で期限が自動で延びると思っていた」と話しているという。 熊本県警外事課によると、7月28日の地震発生時に災害救助法が規定する市町村にいた場合など一定の条件の下で、在留期間を延長する特別措置がある。ただ、逮捕された男は発災時に熊本にはいなかった。「言い訳なのか、勘違いなのかは分からない」と署幹部も首をかしげた。