学校での教員による相次ぐ盗撮受け京都市教委がカメラ検知機器の導入試行、効果検証へ

京都市教育委員会は市内の学校内での盗撮を防ぐため、不審なカメラを検知するための機器を導入することを明らかにした。市内では先月、市立高校の男性教諭が校舎で業務用タブレット端末を使い盗撮をしたなどとして府警に逮捕され、市教委は同月末に懲戒免職処分とした。昨年にも市立中学校の教諭が盗撮で懲戒免職処分となった。 稲田新吾教育長は9日に行われた市議会文教はぐくみ委員会で、教員による盗撮について「公教育の信頼を著しく損なうもので、深くおわび申し上げる」と陳謝。「改めて法令順守を含む規律徹底と再発防止に努める」と述べた。 委員会では市教委が再発防止策として、学校で盗撮用カメラの検知機器の導入を検討していると明らかにした。市立高校で試行的に導入して校内の点検の強化を図った上で、効果や課題を検証するとした。 市教委は今年度中に導入する校数や台数、機器のタイプについては未定としつつも「機器の導入などで『盗撮は絶対に許されない』という雰囲気を出して抑止力としたい」とした。 府内では長岡京市でも昨年9月の教員による盗撮事案を受け昨年度、手に持つタイプの検知機器を市立小中学校全14校に配備。盗撮機器が出す電波を感知し鳴動する機器で、LEDライトを当ててレンズ部分を発見する機能もある。同市では導入以降、盗撮事案は確認されていない。

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