富山市が2025年の国勢調査で人口を実態よりも多く総務省に報告していたことがわかりました。藤井市長は総務省からの指摘を受けて担当課に原因の調査を指示していて、「数字の間違いは絶対にあってはならない」と謝罪しました。 富山市 藤井市長 「(国勢調査は)国にとって最も重要な調査のひとつでありますので、数字の間違いは絶対あってはならない。大変ご心配をお掛けしていることは心からおわびを申し上げます」 富山市の藤井市長は14日取材に対し、2025年の国勢調査で人口を実態より多く総務省に報告していたことを認め、謝罪しました。 国勢調査は、日本の人口や世帯の実態を明らかにするため、国内に住むすべての人と世帯を対象に5年ごとに国が実施する最も重要な統計調査です。 総務省がことし5月に発表した2025年の調査の速報値では富山市の人口は40万2133人となっています。 藤井市長によりますと、今月初旬、総務省から「報告された数字に間違いがあるのではないか」と指摘を受け、原因の調査と数値の修正を担当課に指示したということです。具体的な人口の誤差は不明だとしています。 毛田千代丸キャスター 「架空の市民を計上しないと多く報告というのはできない。どのような過程でそういう報告になったのか」 富山市 藤井市長 「そこらへんは今調査中でありますんで。全く私も存じ上げないところでありますけど。今おっしゃったようなことは。(架空市民を計上する)ようなやり方は決してあってはならないと思っています」 国勢調査の人口は地方交付税の算定根拠や選挙区の区割りの見直しなど公的な指標に影響する重要な数値で、富山市では先月末時点の人口が39万9759人と2005年の市町村合併後初めて40万人を下回りました。 毛田キャスター 「(交付税)算定の基準になるからこそ40万人を割りたくないとか。意図的な水増しはなかったという理解でよろしいでしょうか」 富山市 藤井市長 「そうですね。今のところそういうのは。私はそういうふうには捉えてませんけど。今ご指摘ありましたんでそういうことがあるのかないのか含めてちょっと勉強させてください」