大阪府から島根県までのタクシーの乗車代金およそ14万円相当を支払うことなく無賃乗車したとして、16日、無職の男が警察に逮捕されました。 詐欺の容疑で逮捕されたのは、住居不定・無職の男(45)です。 松江警察署によりますと、男は今月15日午後3時40分ごろから午後10時前までの間、大阪府高石市のコンビニエンスストアから島根県出雲市小境町までタクシーを乗車し、乗車代金約14万円相当を支払うことなく、無賃乗車した疑いがもたれています。 同日午後10時40分ごろ、タクシーの運転手が男を乗せて松江警察署を訪れ「大阪から無賃乗車をした男性を連れて来た」と届け出をし、事件が発覚しました。 警察が運転手に事情を聞いたところ、運転手は同日午後3時半に会社からの無線を受け、コンビニエンスストアに午後3時40分ごろに到着。 待っていた男に行先を確認したところ「島根県の松江市役所まで」と言われ、男に乗車代金が10万円以上はかかると伝えると「支払うことができる」と答えたため出発したということです。 しかし、松江市役所に近づいたところで「出雲市平田方面に行ってほしい」と言われ、目的地を変更して午後9時30分ごろに出雲市小境町に到着すると、男はタクシーの外で中年女性と話を始めました。 運転手は男との事前の会話で「代金は女性が支払う」と聞いていたので、女性に乗車代金を請求すると「支払う約束はしていないので、警察に行ってください」と言われたため、男に騙されたと思い警察に届け出たということです。 調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。 なお、男と中年女性の関係性は捜査中で、男は犯行時、所持金はありませんでした。 松江警察署は男が島根県を訪れた動機やいきさつなど、詳しい調べを進めています。