2023年、兵庫県尼崎市のコンビニエンスストアで現金を盗んだとして誤認逮捕された女性が、兵庫県などに損害賠償を求めている裁判で、県は女性に60万円を支払い、和解する方針を固めました。 尼崎市に住む60代の女性は2023年12月、当時勤務していた市内のコンビニで現金数十万円を盗んだとして、窃盗の疑いで逮捕されました。 しかし、その後店側が誤って本部に売上金を多く送金していて窃盗の被害自体がなかったことが分かり、女性は逮捕から約14時間半後に釈放されました。 女性は「店側が防犯カメラを確認せず警察に通報した」「警察が申告を鵜呑みにして裏付け捜査を怠った」などとして、兵庫県と国・コンビニの運営会社に対し、計・約580万円の損害賠償を求めていました。 協議が進められる中で神戸地裁から和解案が提示され、16日開かれた県議会の警察常任委員会で、県が女性に60万円を支払い和解する方針が示されました。 県によりますと、女性も和解に応じる意向で、17日から始まる県議会の本会議で可決され、正式に和解が成立する見通しです。