兵庫県姫路市の食品製造会社に対し、約5カ月間にわたり、架空の作業費の請求書を作成し、現金合計約64万円を振り込ませたとして、元従業員の男と取り引き業者の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、姫路市に住むアルバイトの男(36)と害虫駆除などのサービス業を営む男(48)です。 警察によりますと2人は共謀のうえ、2024年9月21日から2025年2月28日までの間、機械の交換作業に関する虚偽の請求書を作成したうえで、食品製造会社へ送付し、2024年10月25日から2025年3月25日までの間、サービス業の男の口座に5回にわたって合計約64万円を送金させ、だまし取った疑いがもたれています。 アルバイトの男は当時、被害にあった食品製造会社で従業員として働いていて、サービス業の男との取り引きに関する担当だったといいます。 会社の代表が請求されていた金額が割高であることを不審に思い、2025年7月、「架空請求に遭って、金銭をだまし取られている」と警察に被害届を出し、事件が発覚しました。 その後の捜査で、2人の容疑が固まったため、逮捕に至ったということです。 警察の調べに対し、2人は架空の請求書であったことについては認めている一方、「別の業務に関する請求で、支払うべき金だった」「別の作業をし、別名目で計上していたものだった」などと、金銭の受け取りについては正当性を主張しているということです。 警察は2人の供述の具体的な内容など、今後詳しく調べを進める方針です。