商業施設「中野ブロードウェイ」(東京都中野区)の時計店で高級腕時計4本(販売価格計約2億円)が盗まれた事件を受け、警視庁などは17日、周辺の時計・貴金属店を対象に、防犯教室を実施した。18店舗の店長らが参加した。 事件は8月25日、2人組が店のショーケースをハンマーでたたき割り、約10秒の間に高級腕時計を持ち去ったとされる。その後、男2人が警視庁に窃盗容疑で逮捕された。 警視庁生活安全総務課の警察官らは、犯罪を未然に防ぐため、来店者へ積極的に声をかけることや、高額商品は実物ではなくレプリカや写真を陳列することなどを呼びかけた。窓やショーケースに貼り、ガラスを割られにくくする「防犯フィルム」の活用例も紹介された。 終了後には、中野署員がブロードウェイの時計店2店舗を訪問し、店内の防犯点検を行った。教室に参加した時計店の店長は「犯人たちが『面倒な店だな』と思うような仕組みづくりが必要だと感じた」と話した。(堅島敢太郎)